ガリバーなら車を高く売れる?口コミからわかる利用するときのポイント

車を手放すときに、ディーラの下取りではなく車買取店での売却のほうが高く売れるというのは、もはや常識となりつつありますが、どこに売るかは悩みどころですよね。多くの人が売却先候補にますガリバーを挙げていますが、インターネットで調べると悪い評価も多く、利用するには少し不安もあるかと思います。

  • ガリバーは売却先としてどんな魅力があるの?
  • 本当に高く売ることができる?
  • 利用するメリットとデメリットはどこにある?
  • 実際に利用した人の口コミはどう?

ここではそんな疑問を解決するために、ガリバーの特徴や魅力、利用者の口コミなどをまとめてご紹介します。これから車を売ろうという人が読むことで、ガリバーが売却先として適しているかどうかを判断できる内容になっています。

ガリバー3つの特徴

それではまずガリバーの特徴を見ていきましょう。ガリバーには3つの特徴があります。

ガリバーの3つの特徴
  1. 中古車買取台数が業界No.1
  2. 全国約550店舗あり全国どこでも無料出張査定
  3. 自社で買取した車を自社で販売

やはりなんと言っても、業界No.1の実績が挙げられます。なぜ業界No.1なのか、その他の特徴と合わせてもう少し詳しく説明していきます。

1.中古車買取台数が業界No.1

ガリバーは創業当初から2018年1月までの累計買取台数が約333万台もあり、日本能率協会総合研究所調べによると中古自動車買取台数No.1です。創業から24年でこれだけの台数を買い取りしている業者は他にありません。

インターネットで調べると、ガリバーに対してネガティブな書き込みもあります。でも利用した人の印象が本当に悪いのであれば、これだけ多くの人が20年以上も継続して利用し続けることはありませんよね。「また使いたい」と感じた人が多いからこそ、長期間業界のトップの地位を維持し続けています。

2.全国約550店舗あり全国どこでも無料出張査定

ガリバーが多くの車を買い取りできる理由は、全国に550店舗も展開していることにあります。しかもそのうち約500店舗は直営店です。他の業者も全国展開していますが、その多くがフランチャイズ店で、看板とシステムだけを貸しているという買取店もあります。

直営店ならきちんとした経営方針に従って運営されていますので、安心して利用できます。さらに550店舗という規模を活かして全国どこでも無料出張査定を行っているため、沖縄や北海道のような買取店が少ない地域でも利用可能です。

3.自社で買取した車を自社で販売

ガリバーが出てくる前は、買取店は引き取った車をオートオークションに出品するのがあたり前でした。オートオークションに出された車は中古車販売店が落札し、自社で整備して店頭に並べて売るわけです。これに対してガリバーは、買い取りした車を自社で販売する仕組みを採用しています。

これによりオートオークション利用手数料が不要となり、その手数料分を買取価格に反映させるというスタイルで成長してきました。いまでは同じように自社買取自社販売スタイルの業者が増えてきましたが、ガリバーはさらに無駄を省き、他社に負けない買取額を提示し続けています。

ガリバーはどこが運営している?

ガリバーを運営しているのは株式会社IDOMです。ガリバーインターナショナルじゃないの?と思うかもしれませんが、「未来へ挑む」という想いを込めて、2016年に名前が変わりました。ちなみにガリバー1号店は東京マイカー販売の車買取部門として1994年にオープンしています。

店舗数は2018年2月28日時点で、488店の直営店と70店のフランチャイズ店が展開されています。車買取店の少ない沖縄でも5店舗、青森でも7店舗もあり全国どこにでもネットワークがある、日本の中古車業界を支えている存在でもあります。

ガリバーは他の買取店とどう違う?

ここまでの説明で、ガリバーが名前どおり中古車業界における大きな存在だということを理解していただけたかと思います。実はこれだけではなく、さらに他社との差別化を図っているのが業界トップを維持し続ける理由でもあります。

ガリバーが他の買取店と違う3つのポイント
  1. 圧倒的な販売力
  2. 海外に販路を持っている
  3. 満足度の高い接客を受けられる

この3点が他社との違いになります。それぞれの違いについてもう少し詳しく見ていきましょう。

1.圧倒的な販売力

ガリバーの強みは販売力にあります。買取ばかり注目されていますが、実は中古車販売台数もNo.1で販売する車が不足しているため、仕入れも行っているほど売る力がある買取店です。引き取った車は2週間以内に売り切る仕組みがあるため、在庫リスクがほとんどありません。

その販売力を支えているのが、550店舗というネットワークとガリバーアウトレットのような格安での販売をする店舗の存在です。確実に売り切ることができるため、買取担当者も自信を持って高値を提示できるのが、ガリバーと他社の大きな違いです。

2.海外に販路を持っている

いくら販売力が強くても、さすがに過走行車や修理歴車はなかなか国内では売ることができません。これまではそういう売れ残った車はオートオークションに出していましたが、海外展開を始めたことでニュージーランドへの中古車輸出を行えるようになりました。

日本では10万キロ走っていると過走行車扱いで廃車を考え始めますが、海外では日本車の信頼が高く20万キロくらいまではあたり前に乗っています。このため日本で不人気になった車でもニュージーランドなら高く売れるため、過走行車や修理歴車でもしっかりと値段をつけてもらえます。

3.満足度の高い接客を受けられる

ガリバーの口コミについては後ほどご紹介しますが、とても丁寧に対応されたというケースと、ひどい担当者だったというケースがあります。この理由についても後ほど説明しますが、基本的にはほとんどの利用者が担当者の接客に満足しています。

実際に直営店の利用者からのアンケートを集計したところ、2017年2月の段階で下記のような結果になっています。カッコ内は2011年2月の値です。

ぜひ利用したい:64%(48%)
利用したい:35%(50%)
利用したくない・絶対利用したくない:1%(2%)

2011年の段階でも評価は高かったのですが、2017年には「ぜひ利用したい」という人が大幅に増えています。自社のアンケートではありますが、満足度がアップしている指標になりますし、この結果だけでも安心して利用できる買取店なのが分かってもらえるかと思います。

ガリバーのメリット4つ

ガリバーには他社にはない強みがあり、高価買取につながっていることを理解してもらえたかと思いますので、次に高値で買い取りしてもらえる以外の3つのメリットをご紹介します。

ガリバーのメリット4つ
  1. 買い替えに利用できる
  2. 無料で代車を貸し出してもらえる
  3. 最短2日で入金してもらえる
  4. 買取契約後にキャンセルできる

数ある買取店の中からあえて選びたくなる。そんなメリットがこの4点です。どのような利点があるのか詳しく見ていきましょう。

1.買い替えに利用できる

他社との違いでもお伝えしましたように、ガリバーは国内最大級の中古車販売店でもあります。このため、中古車への買い替えを考えているのであれば、それも考慮した買取をしてもらえます。査定すると同時に希望する車の条件を確認し、全国3万台の在庫の中から最適な1台を見つけ出してくれるのです。

乗り換えしたい車が決まっていなくても、使用用途などの希望を伝えるだけで納得できる1台を提案してくれます。また買い替え利用ですと、ガリバーの利益が倍になりますので、その還元として買取価格を上げてくれるなどの対応も期待できます。

2.無料で代車を貸し出してもらえる

ガリバーで車を売ってディーラーでの新車を買う場合でも、特別なサービスを受けることができます。それが代車の無料貸出サービスです。ディーラーでの下取りなら、新車の納入まで下取り車に乗り続けることができますが、通常の車買取では、車を売ってから新車の納入まで車がないというデメリットがあります。

ところがガリバーの無料代車なら車がないという空白期間を埋めることができます。車を通勤や買物に使っているという人にしてみると、とてもありがたいサービスですよね。このようなサービスも顧客満足度につながっています。

3.最短2日で入金してもらえる

車買取店を利用するときの不安のひとつが、きちんとお金を払ってくれるのかということですよね。約束した日に振り込まれないということも珍しくなく、車を持ち逃げされたというような話も聞きます。

ガリバーはお金のやり取りに関してもしっかりとしていて、引き渡しから最短2日で入金してもらえます。小さな店舗なら即日支払いというのもあるのですが、現金渡しはトラブルのもとになるため、大手は原則として記録の残る振り込みしかおこなっていません。

そんな振り込み対応をするなかで、2日後に入金されるというのはかなりのスピード感です。ただし、必要書類をすべて渡していないと入金されませんので、引渡し時にすべて渡せるように事前にすべての書類を用意しておきましょう。

4.買取契約後にキャンセルできる

他の買取店では契約後にキャンセルをしようとすると、違約金を請求されることがあります。契約後ですので当然と思うかもしれませんが、契約後に「車に不具合が見つかりました。査定額が20万円下がります」のように言ってきて、キャンセルをしようとすると「10万円の違約金が発生します」と言ってくるトラブルが実際に起きています。

ガリバーではそのようなトラブルを起こさないために、契約後でも翌日までは無償キャンセルでき、未入庫ならいつでも、店舗に入庫された場合は入庫日から7日までキャンセル可能というルールを制定しています。

契約後のキャンセルはガリバーにとってメリットがひとつもありませんが、利用者の不安解消と満足度向上のために、キャンセルできる環境を整えています。

ガリバーのデメリット2つ

メリットもあれば、もちろんデメリットもあります利用してから後悔しないためにも、デメリットをきちんと把握しておきましょう。

ガリバーのデメリット2つ
  1. 強引な買取をする社員がいる
  2. 高値を引き出すには交渉が必要

この2点がガリバーを利用するデメリットです。それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

1.強引な買取をする社員がいる

ガリバーの店舗で働く社員は基本給+歩合制ですので、どれだけ車を買い取りできたか、どれだけ車を売ったかということが給料に反映されます。このため、若手社員でガツガツしたタイプの担当者に当たったときには、かなり強引な買い取りをされることもあります。

また、直営店がほとんどですがフランチャイズの場合には、社員教育が十分に行き届いていないというケースもあり、態度の悪い人が担当することもあります。対応がいいはずのガリバーを利用しているのに、運が悪いとそのような満足度の低い対応をされてしまうことがあります。

2.高値を引き出すには交渉が必要

ガリバーは高値買取を掲げていて、買取価格でも満足している人も多いのですが、実際に高値を引き出すには交渉が必要です。ガリバーも利益を上げることを求められる企業ですので、安く買って高く売るというのが商売の基本になります。

このため、単独で持ち込みをすると、まずは相場よりも低めの金額が提示され、そこから交渉によって高値を引き出すことになります。口コミなどで「安かった」という人は、この交渉をしていない結果です。

ただし、交渉が苦手だという人もいるかと思います。そういう場合には、他社にも査定依頼して、相見積もりの形にしましょう。ライバル社があると分かると、ガリバーでも最初から高値を提示してくれます。

ガリバーの正しい活用法

ガリバーは接客も丁寧で、親身になって応対してくれる買取店ですが、より満足度の高い買取をしてもらうには下記のポイントを意識してください。

ガリバーの正しい活用法
  • 買い替えを考えているなら最初に伝える
  • 事前に店舗の口コミを調べておく
  • 査定時には書類を揃えておく

まず、車を売る理由が買い替えなのであれば、最初にそのことを伝えておきましょう。特に中古車への買い替えであれば、車探しや提案などの様々な対応をしてもらえます。買取価格に関しても通常よりも少し高めにしてもらえるはずです。

また対応の悪い担当者を回避するために、できるだけ店舗の口コミを調べておきましょう。TwitterなどのSNSもいいのですが、半数以上が宣伝で調べにくいため、おすすめなのがGoogle Mapを使って口コミを調べる方法です。

ガリバーくらい大手になると、Google Mapで店舗の口コミや評価を調べることができます。Google Mapで「ガリバー」と入力して検索すると店舗が出てきますので、最寄りの店舗の口コミをチェックしてみましょう。対応が悪いという口コミが多い店舗の利用は避けてください。

また、ガリバーは2日で入金するなど、スピード対応をしてもらえる買取店です。スピーディーに買い取りしてもらうには、売る側もそれなりの準備をしておく必要があります。査定依頼時に書類を用意しておけば、その場で契約から引き渡しまで可能で、2日後には入金というスピード買取も可能です。

売却時に必要な書類を事前に確認しておいて、査定をするときにはすべて揃っている状態にしておきましょう。

ガリバー利用者の声

実際に利用を検討する時、利用者はどう思っているのかは大事です。そこで本章では、実際にガリバーを利用した人の口コミを紹介していきます。

この結果を踏まえて、筆者の見解を紹介をしていきます。

基本的には応対が丁寧だけど不快な担当者もいる

すでにお伝えしましたように、ガリバーは応対がかなりしっかりしていて、顧客満足度を高めることで存在感を高めています。ところが、目先の利益を求めてしまう社員もいますし、フランチャイズの場合には教育が行き届いていないことも多々あります。

このことは口コミを見ても分かります。多くの口コミは好意的なものが多いものの、まれに「2度と使わない」といったものや、ほぼ悪口のような内容のものまで見つかります。特に車一括査定サイトを利用したときの電話の早さには驚きとともに呆れている人も多いようです。

ただし、利用者のアンケートからも分かりますように、利用者の99%が満足している買取店です。このようなネガティブな口コミは、かなりイレギュラーなものだと考えてください。ただし、不快な担当者が実際にいるのも事実です。

そのような担当者に当たった場合には、他の担当者に変えてもらうか、別の店舗を利用しましょう。幸いガリバーは地域に何店舗もありますので、応対の悪い担当者がいる店舗をあえて利用する理由はどこにもありません。

まとめ

愛車を手放すときの買取店として、会社の規模やサービスの良さからファーストチョイスとして間違いのないガリバー。安心して利用できる業者であることを、しっかりと理解してもらえたかと思います。ただ、情報量が多すぎて頭が混乱している人もいると思いますので、最後にここまででご紹介した内容の中から、特に重要なポイントをまとめておきます。

この記事のまとめ
  • 海外に販路を持っているため不人気車でも売れる
  • 販売力も強く買い替え利用に適している
  • 社員教育がしっかりしていて顧客満足度も高い
  • 高値を引き出すには交渉が必要
  • 短期間で査定から入金まで進められる

ガリバーの特徴は販売力の強さ、販売ネットワークの広さにあります。海外に販路を持ったことでこれまで二束三文にしかならなかったような不人気車でも、しっかりとした値段を付けられるようになっています。

さらに3万台の在庫もあり、販売に力を入れていることから、買い替えであることを伝えると、全国から最適な1台を親身になって探し出してくれます。もちろん、買取だけでも丁寧な接客をしてもらえ、自社調査ではあるものの99%の利用者が「また利用したい」とアンケートに答えています。

ただし、高値を引き出すには交渉が必要になります。何も考えずに持ち込みをすると相場よりも低い金額を提示されることもあります。交渉が苦手という場合には、先に他社の査定を受けておき、相見積もりの形にして他社よりも高い値段を引き出すようにしましょう。

またガリバーは、スピード買取をしてくれる買取店でもあります。即日での引き渡しもできる体制が整っていますが、書類が揃っていない場合には引き渡しができませんので、短期間で売りたいという人は、査定時に必要な書類をすべて揃えておきましょう。

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